Appendix:HID BootLoader(改)について
 

作:2010/01/10
改:2010/09/20

1.改造点

初期状態では、PORTB4がファームウェア書き換えスイッチになっているが、
これだとキー押下して通電するとファームウェア書き換えモードになる可能性があり、まずい。

なので、機能的に貧弱でキースキャンに使いづらいPORTE3をファームウェア書き換えスイッチに変更した。


2.制約

Microchip提供のHID Bootloaderは、そのままではC18 student editionではビルドできない。
そこで、ビルドできるよう、無くてもどうにかなりそうなロジックを徹底的に削った。
リセットのロジックも削ったので、HIDBootLoader.exeからリセットすることはできない。
その他、いろいろ不具合はあるのかもしれないが、気にしないこと。
第二版は削ったロジックを復活、ブートローダ保護機能を追加しています。
代わりにファームウェア用の領域が0x1000分狭くなっていますが我慢してください。
あと、第二版は標準のブートローダとの互換性(=初版との互換性)がありません。ご注意を。


3.ビルド方法

hidbootldr.zipを解凍する。解凍先は、どこでもいいが、
C:\Microchip Solutions\USB Device - Bootloaders\HID - Bootloader
あたりに置くことをおすすめする。
HID Bootloader PIC18 Non J.mcpを起動してビルドすると、HID Bootloader PIC18 Non J.hexができる。


4.書き込み方法

PICKit2を使うのが一般的だが、秋月ライターでも書き込めるらしい。
とくに説明が必要なところはなし。







top page


inserted by FC2 system